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ロータストラックネット中京地区会でPit Brain講習会を開催 — 安全自動車名古屋支店@2026年6月10日

# ロータストラックネット中京地区会で「整備現場の”うっかり”を、どう減らすか」を講演しました — Pit Brain講習会@安全自動車名古屋支店

2026年6月10日、安全自動車株式会社 名古屋支店様の会議室にて、ロータストラックネット中京地区会の皆様に向けて、Pit Brain講習会を開催させていただきました。

会場は名古屋支店の会議室、参加者は約20名。タイトルは「整備現場の”うっかり”を、どう減らすか — AVARTH AIS Pit Brain、現場を事故らせないAI」。整備品質を仕組みで守る時代に向けて、トラック業界の現場で本当に起きている課題と、それに対してPit Brainが何をできるかを、約60分にわたってお話しました。

[会場の様子]

## 安全自動車名古屋支店様のお計らいで

今回の講習会は、安全自動車株式会社 名古屋支店様のお計らいで実現したものです。会場のご提供から、ロータストラックネット中京地区会の皆様への呼びかけまで、すべて名古屋支店様にご準備いただきました。

ロータストラックネットは、いすゞトラックの正規ディーラーネットワークが中心となった、トラック整備・販売を担う事業者の組合的なネットワークです。中京地区会には、運送業界の現場を支える整備事業者の皆様が集まっておられます。

AVARTHが、岐阜の整備工場でありながら、こうしてトラック業界の中核を担う皆様の前でお話する機会をいただけたこと、安全自動車名古屋支店様には改めて深く感謝申し上げます。

[写真:安全自動車名古屋支店の外観]

## 講演で取り上げた、現場で起きている3つの”うっかり”

今回の講演で軸にしたのは、整備現場で日常的に起きている3つのトラブル像です。

ひとつ目は、バッテリー上がり。JAFの2025年度データでは、ロードサービス出動理由の第1位がバッテリー上がりで、その割合は約43%。年間で231万件以上、つまり全国のどこかで約13.7秒に1件、誰かが路上でエンジンがかからずに止まっています。特にトラックは冷凍機・テールゲートリフター・ドラレコなど電装負荷が乗用車より高いため、業務中に上がった瞬間に「納期遅延・積み替え対応・取引先からの信用低下」が連鎖します。

ふたつ目は、ホイール脱輪。国土交通省のデータでは、大型車車輪脱落事故は令和元年112件 → 令和2年131件 → 令和4年140件 → 令和5年142件、令和6年は120件。令和5年12月には青森県八戸市で、脱落車輪が道路保全作業員に衝突する死亡事故も発生しています。脱落原因のうち実に91%が「作業ミス(締付不良等)」とされており、国交省も令和7年度緊急対策を通知しました。背景には、規定トルクが「メーカー単位」から「車種ごと」へと細分化していく流れがあり、たとえばトヨタ・アルファードは旧型103N·mから新型140N·mへと約37N·m増えています。「トヨタは103Nm」という以前の知識のまま新型を扱えば、即・締め付け不足です。

3つ目は、オイル管理ミス。ニュースにはなりませんが、DPF損傷の修理費は2t車約40万円、4t車約60万円、10t車約100万円。修理期間は約3日、その間は稼働停止です。エンジン焼き付きに至れば、オーバーホールまたは全交換で数十万円〜の損失。エンジン焼き付きの大多数が「オイル管理不足」に起因することは業界の常識ですが、規格が細分化する(JASO DH-2F、API SP、低粘度オイル、ハイブリッド専用…)中で、「これでいいだろう」「在庫がこれしかない」「前回もこれだった」という3つの判断パターンが、静かな高額損失を生み続けています。

これら3つに共通する構造は、「確認の負荷が増え続けている」「ベテランの暗黙知が世代交代で失われていく」「採用が難しく、教育の時間も限られる」というものです。”人の頑張り”だけでは、判断品質はもう維持できない段階に入っています。

[写真:Part 1 スライドの一部 or JAFデータのスライド]

## Pit Brainがやっていること — オイル・バッテリー・トルクの判断を支える

そこに対してPit Brainがどう関わるかをお話したのが、講演の中核となる Part 2 です。

Pit Brainは、LINE公式アカウント上で動作する現場特化AIです。新たなアプリのインストールは不要で、整備士が既に使い慣れているLINEからアクセスできます。現在、3つのAIが提供されています。

オイルマスターAIは、車検証をスマホで撮影してLINEに送ると、その車両に適合するオイルの規格・粘度・必要量を即時に返します。マニュアルやPCで調べていた約15分の検索作業が、1分未満になります(検索時間93%削減)。

バッテリー診断AIは、テスターの計測結果(CCA値など)を撮影してLINEに送ると、残り寿命と劣化度をAIが数値で判定します。「テスター良好」と表示されていても、CCAが定格ギリギリの状態だと出先で上がる——その判別が、AIによって数値根拠付きで可能になります。お客様への説明根拠としても、整備士の判断補助としても使える機能です。

トルク管理AIは、車検証から車種を特定し、その車両の規定締付トルクを即時に提示します。「調べる・聞きに行く・迷う」をなくし、誰が作業しても同じ判断基準で安全側に倒せる仕組みです。

3つのAIに共通している価値は、「誰が使っても、同じ判断。誰が作業しても、同じ品質。」を、現場で当たり前に成り立たせることです。

なお、トラック領域については、現時点で「バッテリー診断AIはご利用可能(12V対応テスターをトラックの24Vバッテリー2個直列で1個ずつ測定する形で活用可能)」、「オイルマスターAIは乗用車中心、トラック領域は順次拡張中」、「トルク管理AIは車種・サイズ・ISO/JISの複雑さから慎重に開発中」という状況も、講演では正直にお伝えしました。できることから着実に、できないことは無理しない、という姿勢です。

[写真:Pit Brain LINE画面のスクショ or 講演中のデモの様子]

## 「1回100円」が意味するもの

経営者の皆様向けの Part 3 でお伝えしたのが、Pit Brainの料金体系と、それが現場経営にとって持つ意味です。

料金は月額制で、200回プランが月20,000円(税別、1回あたり100円)、500回プランが月40,000円(税別、1回あたり80円)です。在庫不要・設置不要・配送不要、ライセンス発行のみで即日開始できます。

この「1回100円」を、私たちは”皆様の工場の保険料のようなもの”とご説明しています。

仮に1件発生した場合の損失額を並べると、出先バッテリー上がりは数万円+取引先の信用、脱輪事故(死亡事故含む)は数千万円+人命+会社の存続、DPF損傷(4t車)は約60万円+3日稼働停止、エンジン焼き付きは数十万円+廃車リスク。

月20,000円(年間240,000円)で、これらのうちいずれか1件を防げれば、コストは回収されます。Pit Brainは「便利ツール」というより、「現場の品質を仕組みで守るための投資」として位置付けていただきたい——これが、経営者の皆様にお伝えしたメッセージでした。

経営インパクトは大きく3つあります。ベテランの暗黙知を仕組み化することで採用難に強い体制を作る、数値根拠の整備記録が取引先からの「指名」につながる、属人化からの脱却が後継者・引継ぎ・事業継続性の確保につながる、というものです。

## まずは「3回無料」から

Part 4 では、導入の進め方をご説明しました。

Pit Brainは、LINEで友だち追加するだけで3回まで無料でお試しいただけます。実機デモで体感していただいた上で、本契約は安全自動車名古屋支店経由でご契約いただく流れです。プランは200回・500回の2種類から、工場規模に合わせて選択可能。設置工事は不要、LINEだけでその日から運用開始できます。

「うちの工場にハマるか、まず話を聞きたい」「乗用車も触る工場でも使えるか」「他の整備工場ではどんな使い方をしているか」——こうしたご相談は、安全自動車名古屋支店までお気軽にお問い合わせください。

## 参加者の皆様からの反応

講演中・講演後を通じて、参加者の皆様から多くのご質問・ご相談をいただきました。

特にバッテリー診断AIの「数値根拠で寿命を提示できる」点については、現場での判断材料として分かりやすく、お客様への説明にも直結する機能ということで、強い関心をお寄せいただきました。「これまで”テスター良好”の中の濃淡が分からなかったが、これなら自信を持って交換提案ができる」というお声もいただいています。

トラックという業界特有の事情(電装負荷の高さ、稼働中の停止が即・売上損失につながる構造)に対して、Pit Brainがどこまで応えられるか、業界として何を期待していいのか——参加者の皆様にとっては、こうした問いを具体的な機能と料金で見比べられる機会になったのではないかと感じています。

保守的な業界だからこそ、理論や可能性だけではなく、「実際の活用事例」「同業の現場で使われている安心感」が導入の後押しになる——これは、講習会を通じて改めて実感したことです。

## ロータストラックネット中京地区会の皆様、安全自動車名古屋支店様へ

今回お声がけいただいたロータストラックネット中京地区会の皆様、本当にありがとうございました。

そして、会場のご提供から皆様への呼びかけまでお取り計らいくださった安全自動車株式会社 名古屋支店の千葉支店長をはじめ、ご担当の皆様には、心より御礼申し上げます。

今後、ロータストラックネットの会員様向けにPit Brainのご提案・ご相談をご希望の場合は、安全自動車名古屋支店までご連絡ください。私どもAVARTHも、必要な場面ではお力添えさせていただきます。

## AVARTH GROUPとして

AVARTH GROUPは「現場から、アフター産業の未来を作る」を理念に、整備事業を起点として6つの事業領域(AVARTH Works / Factory / AI Solutions / Consulting / Supply / Community)を展開しています。

今回の講習会は、その中の AVARTH AI Solutions(AIS)製品の業界向け発信、および AVARTH Community(教育・交流)活動の一環として位置付けています。

ジャパントラックショー2026出展(2026年5月14〜16日、安全自動車株式会社様ブース内)に続いて、Pit Brainをトラック業界の現場の皆様に直接お届けする機会を、引き続きいただいています。今後も、安全自動車名古屋支店様をはじめとするパートナー各社様と連携しながら、整備業界の品質と安全を仕組みで守るための取り組みを進めていきます。

## ご相談・お問い合わせ

Pit Brainの導入をご検討の整備事業者・運送会社様へ。

安全自動車株式会社 名古屋支店
〒460-0022 愛知県名古屋市中区金山5-12-3
電話 052-871-1811

AVARTHへの直接のお問い合わせ・講習会のご相談はこちらから。
公式サイト [avarth-gr.com](https://avarth-gr.com/)
電話 058-215-0440

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AVARTH GROUPは「現場から、アフター産業の未来を作る」を理念に、整備事業を起点として6つの事業領域を展開する自動車アフターマーケット領域の企業グループです。

本社:岐阜県羽島郡岐南町平島8-10-2
代表取締役:間嶋 真正(ましま まさのぶ)
電話:058-215-0440
公式サイト:[avarth-gr.com](https://avarth-gr.com/)
整備事業サイト:[avarth.co.jp](https://avarth.co.jp/)

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